幼児保育学科
幼児保育学科の教育目的
幼児保育学科は、保育に関する豊かな専門知識と技術を習得し、社会人としての自覚をもって子どもをいつくしみ、育むことができる人材を養成することを目的としています。
幼児保育学科のディプロマ・ポリシー
幼児保育学科では、以下に挙げる資質・能力を身につけ、所定の単位を修めた学生に学位を与えます。
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カトリック・教養・人間性
カトリックの価値観に基づき、幅広い視野に立って、社会人としての教養と、豊かな人間性を身につけている。
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専門知識・技能
保育の基本的な知識・技術を習得するとともに、多様性を受け入れて一人ひとりの子どもに応じた保育を考えることができる。
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共感性
子どもをいとおしむ心とまなざしをもち、子どもの立場に立って考えたり、共感することができる。
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コミュニケーション
保育において必要とされる表現力と伝達力を身につけている。
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協働性
社会の一員として貢献し、他者と連携・協働できる能力を身につけている。
幼児保育学科のカリキュラム・ポリシー
幼児保育学科では、ディプロマ・ポリシーを達成するために、以下の方針によってカリキュラムを編成している。
- カトリックの価値観および創立者ドン・ボスコの精神を学ぶことができる。
- 社会人としての基礎的な知識・教養が習得できる。
- 保育の基本的な知識・技能が習得できる。
(幼稚園教諭二種免許状の取得および保育士資格の取得準備ができる)
- 障がいの理解およびインクルーシブ保育に関わる基本的な知識、対応力・指導力が習得できる。(特別支援学校教諭二種免許状の取得および発達障がい児保育ベーシックプログラムの取得準備ができる)
- 子どもの理解と支援のための基礎的な知識と、子どもの視点に立って考える態度を習得できる。
- 保育で必要とされる表現力、伝達力が習得できる。
- 他者と協働し、一つの目標に取り組む実践的な学びを通して、社会性を習得できる。
幼児保育学科の学習成果
幼児保育学科では、ディプロマ・ポリシーに対応する、以下の学習成果を定めている。
- カトリックの価値観をふまえつつ、現代社会の諸問題を柔軟に捉えることができる思考力を習得している。
- 社会人として必要な基礎的な知識・教養を習得している。
- 保育の基本的な知識・技術を総合的に習得し、子どもの最善の利益に向けて、子どもに寄り添った保育を計画できる。
- 障がい児を保育する上で必要とされる基本的な知識・技術を理解し、インクルーシブ保育に必要な思考力・判断力を習得している。
- 子どもの姿を多面的に理解・判断するための知識・技術を習得し、一人ひとりの子どもに愛情をもって関わる姿勢を身につけている。
- 保育者として必要な表現力、伝達力として適切な言葉で話す・書く力を習得している。
- 集団の目標達成に向かって保育者として他者と協働しながら、自らの実践を客観的に振り返り改善する姿勢を身につけている。
専攻科 幼児保育専攻
専攻科 幼児保育専攻の教育目的
専攻科は,短期大学における一般的及び専門的教養の基礎の上に, さらにその専攻分野についての学識を深め,その研究能力を培うことを目的とする。
専攻科 幼児保育専攻のディプロマ・ポリシー
専攻科幼児保育専攻では、以下に挙げる資質・能力を身につけ、所定の単位を修めた学生に修了を認定します。
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カトリック・教養・人間性
カトリックの価値観と教養に基づき、広い視野に立って物事を熟考し、自律的に学びを深めていく素養を身につけている。
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専門知識・技能
基本的な保育の知識・技術に基づきながら自らの専門性を磨き、実践力を習得するとともに、向上心をもって専門性を探求することができる。
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思考力・判断力
子ども、そして子どもを取り巻く環境の多様性について理解し、多角的に考察するための知識および態度を習得している。
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課題探求力・表現力
保育および子どもに関わる諸問題について関心をもち、客観的に課題を整理し説明するための基本的な技術を習得している。
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コミュニケーション・協働性
保育者に求められるコミュニケーション力および他者と協働して取り組む姿勢を習得している。
専攻科 幼児保育専攻のカリキュラム・ポリシー
専攻科幼児保育専攻では、ディプロマ・ポリシーを達成するために、以下の方針によってカリキュラムを編成しています。
- カトリックの価値観と教養に基づき社会人そして保育者としての倫理観を備え、愛情をもって他者に接する姿勢と探究心をもって自律的に学ぶ力を習得できる。
- 保育現場で必要とされる知識・技術および思考力・判断力を習得できる。(保育士資格、発達障がい児保育ベーシックプログラム修了証の取得を目指す)
- 子どもの発達および障がいに関わる知識を身につけ、子ども理解に基づく対応を習得できる。
- 現代の子どもを取り巻く環境について理解し、子育て支援の基本的な姿勢を習得できる。
- 保育および子どもに関する諸問題について探求し、客観的な情報に基づく考察力と説明力を習得できる。
- 他者とともに活動を計画・実践・省察することを通して、保育者として必要なコミュニケーション力および相手の立場を尊重し協働する力を習得できる。
専攻科 幼児保育専攻の学習成果
専攻科幼児保育専攻では、ディプロマ・ポリシーは対応する、以下の学習成果を定めている。
- カトリックの価値観と教養に基づき、社会人そして保育者として愛情をもって他者と接する姿勢と自律的に学ぶ力を習得している。
- 保育現場で必要とされる知識・技術および思考力・判断力を習得している。
- 子どもの発達・情緒・障がいを含む子ども理解に基づく対応を習得している。
- 子どもを取り巻く環境を捉え、保護者支援・子育て支援の基本的な姿勢を習得している。
- 保育や子どもに関する諸問題に関心をもって探求し、客観的な情報に基づく考察力と説明力を習得している。
- 他者と活動を計画・実践・省察することを通して、保育者として必要なコミュニケーション力および他者と協働する姿勢を習得している。
アドミッション・ポリシー(入学者受け入れ方針)
本学は、カトリック精神に基づく全人間教育をベースに、
人を思いやる心と高い専門性をもった保育者を育てることをめざしています。
そこで、本学では、次のような資質・能力をもった人の入学を期待しています。
- 本学の建学の精神・教育理念に共感している。
- 高校までの基礎的な学習内容・知識を習得している。
- 保育者になる強い意志をもち、保育の専門性を身につける努力ができる。
- 子どもへの愛情やいつくしみをもっている。
- 自分の考えを文章や言葉で表現することができる。
- 人とかかわる上で必要なコミュニケーション能力をもっている。