保育・教育特別セミナー2025
第２部「 授業実践から学ぶ！一人ひとりを大切にする保育
―「造形表現」と「モンテッソーリ教育」から学ぶ― 」

講座内容

保育者養成に携わる教員が、短大の「造形表現」「モンテッソーリ教育」の授業実践を交えながら、「一人ひとりを大切にする保育」について紹介します。
普段は別の科目として学んでいる「造形表現」「モンテッソーリ教育」、そして「特別支援教育」にはどのような共通点があるのでしょうか？
保育の観点から見る「特別支援教育」、特別支援教育の観点から見る「保育」は、新しい気づきをもたらしてくれるかもしれません。

講師プロフィール

①藤原 明子（ふじわら あきこ）

星美学園短期大学准教授を経て、2025年４月より現職。専門は造形表現。大学では造形表現と実習指導に関する科目を担当し、保育所、児童館、子育て支援室で実際に造形活動を行ってきた。現在は、地域の環境にふれ、地域への関心につながる造形表現を実践・研究している。
論文：「地域理解を育む保育者養成教育の検討 ―自分が暮らす地域の地図作り―」（『星美学園短期大学研究論叢』第55号 2023年）

②井出 麻里子（いで まりこ）

星美学園短期大学幼児保育学科教授。専門はモンテッソーリ教育学。
公益財団法人 才能開発教育研究財団 日本モンテッソーリ教育綜合研究所 教師養成通信教育講座2歳半〜6歳コースにてモンテッソーリ教師資格を取得後、同研究所研究員としてモンテッソーリ教師の養成に携わる。
博士（教育学）論文：「モンテッソーリ教育における『注意力の集中現象』の研究」（上智大学 2000年）

③竹森 亜美（たけもり あみ）

星美学園短期大学専任講師。特別支援教育および臨床心理学を専門とし、公立の教育相談機関や大学等で子どもや保護者の支援に携わってきた。また、幼保小中・特別支援学校での巡回相談や研修を通して、発達に課題を抱える子どもたちの支援を行っている。大学では特別支援教育に関する授業を担当し、支援者の育成を行っている。
共著書：『先生のための保護者相談ハンドブック ―配慮を要する子どもの保護者とつながる３つの技術―』（学苑社 2020年）